荒井研一、 中島良太、 今井哲郎、 小林透、情報処理学会論文誌 Vol.61 No.3 544–554 (Mar. 2020)
All posts by 彩野村.
Dementia Detection by Shopping Refugees Support Robot
Yuta Kishimoto, Kenichi Arai, Tetsuo Imai, Toru Kobayashi, pp.125-126, 2020 IEEE 2nd Global Conference on Life Sciences and Technologies (LifeTech 2020)
小林教授が「介護フェスタ2020」にて講演!(2020年2月23日)
2020年2月23日、雲仙市愛野町、愛の夢未来センターにて行われた「介護フェスタ2020」にて、小林教授が「未来の介護」と題し講演を行いました。当日は多くの地元の方々に集まっていただき、たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました!
また、会場では卒論発表が終わったばかりの四年生によるロボットのデモ展示を行い、多くの方にロボットを見て、体験していただきました!
修士論文発表会(2020年2月13日)
2020年2月13日、小林研究室の修論発表会がありました。二名の院生が、人工知能を使った工作機械の性能改善、エコー画像からのリュウマチ進行度判断に取り組みました。どちらも高い有効性を持った研究です。頑張りましたね、お疲れ様!
CDS研究会で今井助教が発表!(2020年1月24日)
2020年1月23-24日に隠岐の島文化会館で行われた情報処理学会 第27回コンシューマ・デバイス研究会(CDS研究会)に参加し、 「スマート沖合養殖のためのIoT遠隔水中給餌装置の開発」のタイトルで今井助教が研究発表を行いました。
これは、浮沈式生け簀を用いた沖合養殖に関して、水中給餌装置および生け簀のIoT化による遠隔給餌システムによって、 陸上からの沖合生け簀への遠隔給餌を実現し、養殖事業に係る労働力コストを大きく削減するものです。
また今後の展開として、自動化をさらに推し進めた自律的養殖システムに関する展望についても紹介しました。
少子高齢化によって人手不足が深刻化する中、既存産業のIoT化による観測とAIを用いた最適化は今後多くの産業に浸透していくものと思われ、 小林研究室でも既に多くの取り組みが行われています。本発表はその最先端の取り組みの一つです。
プレスリリース(2020年1月28日)
小林透教授の研究グループは、長崎大学病院 脳神経内科の辻野彰教授の研究グループと共同で、IoTとAIを活用することにより、普段の生活行動から認知症の予兆を検知するシステムを開発し、プレスリリースを行いまいした。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science191.html
1月27日には、本システムの説明とデモンストレーションを行い、多くのメディアに取材いただきました。
こちらよりご覧ください!
認知症の予兆をロボットが検知 長崎大学がシステム開発に成功
https://www.nib.jp/nnn/news16362727.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200128/5030006570.html
電子情報通信学会(IEICE)知能ソフトウェア工学研究会(KBSE)(2020年1月25日)
電子情報通信学会(IEICE)の知能ソフトウェア工学研究会(KBSE)に参加しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)を具体的に、どのように企業活動(大学運営)に活かしていくか?勉強になりました。
中小規模事業者のためのクラウド活用セミナーで基調講演!(2020年1月24日)
2020年1月24日、長崎商工会館でKDDIさんの主催で開催された「中小規模事業者のためのクラウド活用セミナー」で小林教授が基調講演を行いました。これまでのクラウドを活用した知能ロボットの開発事例を紹介させていただきました。
長崎県情報産業協会(NISA)の新春講演会(2020年1月23日)
2020年1月23日、長崎県情報産業協会(NISA)の新春講演会に招待され、僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきました!今年は、5GとIoT(Intelligence of Things)により、我々IT屋にとって、飛躍の年になります。ぜひ、一丸となって、長崎を盛り上げていきましょう!!
小林研究室がツイッターを開設!(2020年1月23日)
小林透研究室がこの度ツイッターを開設しました。これからはブログだけでもなくツイッターでも情報発信し、交流させていただきたいと思います。よろしくお願いします!
小林教授がCES2020に参加!(2020年1月7日)
Stroke Signs Detection System by SNS Agency Robot
T. KOBAYASHI, K. ARAI, T. IMAI, K. KURIYAMA, S. ICHIMARU, and T. WATANABE, 2020 IEEE International Conference on Consumer Electronics (ICCE), 4-6 Jan. 2020, Las Vegas, USA.
小林教授がICCE2020で発表!!(2020年1月6日)
2020年1月4日から6日にかけアメリカラスベガスにて行われたIEEE International Conference on Consumer Electronics において、小林教授が”Stroke Signs Detection System by SNS Agency Robot”と題し、発表を行いました。これは、脳卒中の初期症状のスクリーニング方法として広く用いられているシンシナティ病院前脳卒中スケール(CPSS)を会話型ロボットに実装する方法を提案したもので、これまでに小林教授が開発してきたSNS仲介ロボットに、CPSSの2つのスケールに基づく脳卒中の予兆検知機能を追加することで、脳卒中の危険な兆候の検知と通知をリアルタイムに可能にしたものです。
たくさんの建設的なご意見、ご質問ありがとうございました。
Early Detection System of Harmful Algal Bloom Using Drones and Water Sample Image Recognition
Fukuyoshi Kimura, Akihiro Morinaga, Masayoshi Fukushima, Tomonari Ishiguro, Yasuhiko Sato, Akihiro Sakaguchi, Tomoyuki Kawashita, Ikuo Yamamoto, and Toru Kobayashi, Sensors and Materials, Vol.31, No.12, pp.4155-4171, December 2019.
詳しくはこちら
2019 ICCE-Berlin, Special Merit Award
2019年
The International Conference on Consumer Electronics-Berlin (2019 ICCE-Berlin)
Special Merit Award
Toru Kobayashi, Naohiro Sameshima, Testuo Imai, Kenichi Arai, Tomoki Watanabe, Teiichiro Miyazaki and Akira Tujino, ”Dementia Screening System based on SNS Agency Robot”
小林教授が2019 ICCE-BerlinにおいてSpecial Merit Awardを受賞!(2019年12月17日)
小林透教授が The International Conference on Consumer Electronics-Berlin (2019 ICCE-Berlin) において、Special Merit Awardを受賞しました!ICCE-Berlinは、IEEEが主催するコンシューマエレクトロニクスに関するトップカンファレンスの一つで、最新のコンシューマ向けサービスやシステムに関する国際会議です。毎年9月にドイツのベルリンで開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展に合わせて開催されています。小林透教授が受賞したSpecial Merit Awardは、コンシューマ向けサービスとして、最も効果が期待できる発表に与えられるものです。今回受賞した発表は、知能ロボットとの会話により認知症の予兆を検知するというもので、長崎大学病院脳神経内科の辻野彰教授との共同研究の成果です。これからの世界的な高齢化社会を見据えて、効果が高い研究成果であると評価されました。小林透教授は、辻野彰教授とともに、将来的な「心の健康寿命」の延伸を目指して、認知症予兆検知のための知能ロボットを進化させていきます。
2019 ICCE-Berlin の様子はこちらをご覧ください。
ICCE Berlin にて小林教授が発表!(2019年9月9日)
学生ものづくり・アイディア展にて最優秀賞、優秀賞を受賞!!(2019年11月30日)
令和元年11月30日、富山大学で行われた「学生ものづくり・アイディア展in富山」にて、小林教授がそれぞれアドバイザーを務める「QRコードによる案内サービス Quest touRの開発」チーム(担当学生:岸本 友太、和田 知也、横山 瑛士)が最優秀賞を、「熱中症回避アプリの開発 ~熱中症を回避して野球に熱中しよう!~」チーム(担当学生:鬼丸 禎史、白濱 謙弥、河邊 桜)が優秀賞を受賞しました!
「学生ものづくり・アイディア展」は、長崎大学、富山大学、新潟大学の3大学の学生が、課題探求や創作活動に取り組んだ成果をコンテスト形式で競い合うイベントで、今年で17回目を迎えました。長崎大学からは、11月上旬に行われた創成プロジェクトで金賞、銀賞を獲得した上記2チームが出場しました。学生達は、この間も「学生ものづくり・アイディア展」に向け、更に良い発表を目指して努力を重ね、今回最優秀賞、優秀賞という高い評価を得ることができました。
学生の皆さん、本当におめでとうございます!これからもますますのご活躍を期待しています。
各発表の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.cis.nagasaki-u.ac.jp/~toru/src/2019/11/11/%e5%89%b5%e6%88%90%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%83%88%e6%9c%80%e7%b5%82%e6%88%90%e6%9e%9c%e7%99%ba%e8%a1%a8%e4%bc%9a%e3%81%a71%e4%bd%8d2%e4%bd%8d%e3%82%92%e7%8d%b2%e5%be%97%ef%bc%81/
第17回学生ものづくり・アイディア展in富山 最優秀賞受賞
2019年11月30日 第17回学生ものづくり・アイディア展in富山 最優秀賞
「QRコードによる案内サービス Quest touRの開発」チーム(担当学生:岸本 友太、和田 知也、横山 瑛士、アドバイザー教員:情報工学コース 小林透教授、課題提供企業:株式会社デンソーウェーブ)
第17回学生ものづくり・アイディア展in富山 優秀賞受賞
2019年11月30日 第17回学生ものづくり・アイディア展in富山 優秀賞
「熱中症回避アプリの開発 ~熱中症を回避して野球に熱中しよう!~」チーム
(担当学生:鬼丸 禎史、白濱 謙弥、河邊 桜、アドバイザー教員:情報工学コース 小林透教授、課題提供機関:野球アカデミー「オンデック長崎」)
Shopping Refugees Support Robot with SNS Agency Function
Toru Kobayashi, Takahiro Honda, Kenichi Arai, Tetsuo Imai, The 12th International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networking, November 4-6, 2019, Kathmandu, Nepal
テスト装置、テスト方法及びテストプログラム
特願2019-193255(令和元年10月24日)
渡部智樹、有賀玲子、小林透、荒井研一
創成プロジェクト最終成果発表会で金賞、銀賞を獲得!!(2019年11月9日)
2019年11月9日土曜日、長崎大学にて行われた「創成プロジェクト」最終成果発表会にて、小林教授がアドバイザーを務めるチームが、金賞と銀賞を獲得しました!
「QRの読取りで最適な情報をわかり易く提供する交通案内サービス」を発表した岸本君、和田君、横山君のチームが金賞に輝きました!本サービスでは、スタートからゴールまで誰にでもわかりやすく道案内してくれるようなアプリの実現を目指しました。このサービスを使うことで「現在地から目的地までの案内」「目的地に着いた後の目的地内の案内」をわかりやすく行ってくれます。
金賞、おめでとうございます!
銀賞を獲得した、鬼丸君、白濱君、河邊さんのチームは「熱中症回避アプリの開発」について発表しました。~熱中症を回避して野球に熱中しよう!~と題し、暑さ指数(熱中症の危険度を判断できる指数)、飲水量、練習時間から、熱中症の危険があると部活動顧問の先生の携帯に通知されるアプリを提案しました。
銀賞、おめでとうございます!
本プロジェクトに出場した学生みんながとてもよく頑張っていました!
なお、金賞、銀賞の両チームは12月に富山大学で行われる「学生ものづくり・アイディア展in富山」に出場します。
是非優勝目指して頑張ってください!!
ICMU2019にて小林教授が発表(2019年11月4日)
2019年11月4日から6日にかけてネパールのカトマンズにて行われた、The 12th International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networkingにおいて、小林教授が”Shopping Refugees Support Robot with SNS Agency Function”と題し、発表を行いました。
近年の高齢化の進展に伴い、日常の生活必需品の買い物に支障をきたす人々、いわゆる「買い物難民」が社会問題となっていますが、本学会で小林教授は、スマートフォンに頼ることなく音声会話によりSNSを介した商品注文が可能な買い物難民支援ロボットを提案しました。このシステムでは、商店側がWebアプリにより事前に商品情報を登録しておくことで、高齢者がその日のお薦めの商品情報をロボットを介して入手でき、高齢者は、ロボットとの会話によりお好みの商品を発注できるようになります。また、発注情報は、SNSを介して商店に通知されます。
たくさんの建設的なご意見、ありがとうございました。
LOIS研にてM1岸本くんが発表(2019年11月2日)
2019年11月1、2日に、大阪大学吹田キャンパスにて行われた、電子情報通信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会において、小林研究室のM1岸本君が、「SNS仲介ロボットによる認知症早期発見システムの研究」と題し、発表を行いました。
この研究は、コミュニケーションロボットが高齢者の日常生活の様々なイベントをトリガとして、高齢者に「日常生活に関する質問」を問いかけその応答を認識、記憶し、高齢者の日常生活を把握していくことで、認知症の早期発見を行うシステムの開発を目的としています。本研究では、そのプロトタイプシステムとして、高齢者の日常生活の中でも「孫の誕生日」に焦点を当てたものです。孫の誕生日の2日後に、コミュニケーションロボットが高齢者に「孫にあげたプレゼント」を質問し、同時刻にLINEを通して孫に「高齢者に貰ったプレゼント」を質問し、それぞれの返答結果から、高齢者が孫にあげたプレゼントを覚えていたかを判定し、LINEを通して結果を近親者に通知するものです。
小林教授が日本福祉工学会九州支部大会にて講演!(2019年10月20日)
2019年10月20日、佐世保工業高等専門学校にて行われた日本福祉工学会第4回九州支部大会2019in佐世保において、小林教授が「Robotic Process Automationによるコミュニケーションロボットの高度化」と題し、講演を行いました。
この中で小林教授は、事務処理業務の効率化を目的とし注目を集めているRPA(Robotic Process Automation)の考え方をコミュニケーションロボットに適用することで、より利用者にやさしいサービスが提供できることを示しました。具体的には、これまで開発してきた高齢者向けSNS仲介ロボットや認知症診断ロボット、バイリンガルロボット、トレンド情報収集ロボットを紹介し、RPAとコミュニケーションロボットとの親和性について議論しました。
また、一般セッションⅡにおいて、小林教授はじめ荒井助教や三浦さんが共著となっている「バランス感覚向上のための仮想現実感システムの開発」について、佐世保高専の内田君が発表を行いました。
Bilingual SNS Agency Robot for Person with Disability
Toru Kobayashi, Nobuyuki Yonaga, Tetsuo Imai, Kenichi Arai, 2019 IEEE 8th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE), Oct 15-18, 2019, Osaka, Japan.
M1世永君がGCCE2019にて発表(2019年10月15日)
2019年10月15日大阪の千里ライフサイエンスセンターにて行われた2019 IEEE 8th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2019)にて、小林研究室M1の世永君が”Bilingual SNS Agency Robot for Person with Disability”と題し発表を行いました。
この中で、高齢や身体的ハンディキャップによりスマートフォンやタブレットの操作が難しい人向けに、SNS仲介機能を使用し、母国語により世界中の人々とテキストやビデオによるメッセージ交換が可能なBilingual SNS Agency Robotを提案しました。
スマートフォンやSNSの普及は、人と人とのコミュケーションを時間や場所の制約を越えて可能にしましたが、中には高齢や身体的ハンディキャップによりSNSを既存のデバイスで利用するのが難しい人もいます。そこで、母国語で同じ悩みを抱える世界中の人々と簡単にコミュニケーションがとれるシステムを開発することで、彼らの悩みや不安が少しでも軽減されるのではないか、と考えたのが、本ロボットを開発した背景です。
たくさんの建設的なご意見、ご質問ありがとうございました。
FPT日本語学校開校式に小林教授が出席!(2019年10月2日)
2019年10月2日、リーガロイヤルホテル東京で開催されたFPT日本語学校開校式に、小林教授が招待されました。
FPTコーポレーションは、収益23.21兆ドン(日本円で1,066億円以上)、社員数28,000人というベトナムNo1.のICT企業です。FPTコーポレーションはソフトウェア開発・通信キャリアから大学・銀行まで、幅広い事業分野を持つコングロマリットです。その日本法人であるFTPジャパンは、「オフショア開発」の受託を専門とする独立系のシステムインテグレーターですが、近年はAIやIoT、さらにRPAなどの最新テクノロジーによって、日本企業の事業発展に寄与しています。この度、FTP大学の卒業生や高卒生を対象とした日本語教育を行うための日本語学校を開校しました。校長は、長崎大学名誉教授の黒田英夫先生です。今後、本学の情報データ科学部に本日本語学校の卒業生が留学生として入学されることを期待しています。
買い物難民支援ロボットの実証実験開始に関するプレスリリースを行いました!!(2019年9月26日)
2019年9月26日、小林透教授の研究グループが開発した、人工知能(AI)によりロボットと会話するだけで、日用品の宅配注文を行うことができる“買い物難民支援ロボット”の実証実験開始に関するプレスリリースを行いました。
詳細はこちらをご覧ください
◆長崎大学プレスリリース◆ 長崎大学大学院工学研究科 買い物難民支援ロボットの実証実験を開始
LOIS研にて磯崎さんが発表!(2019年9月20日)
2019年9月20日、新潟大学 駅南キャンパスときめいとにて行われた「ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会(LOIS)」にて磯崎敦史さんが”Cross-Storageを利用したインフルエンサーマーケティングの提案”と題し、発表を行いました。
近年、インフルエンサーの隆盛に伴ってインフルエンサーマーケティングが注目されてきていますが、これまでインターネット広告の主流であったバナー広告等と比較すると、実際に商品等の販売に至った影響度を定量的に測定することが難しいという課題がありました。そこで本発表において、バナー広告等を表示することなく、どのインフルエンサーのWebサイトが消費者の購買行動につながったのかを広告主に通知する仕組みを提案しました。
今回研究会が行われた”新潟大学 駅南キャンパスときめいと”は、新潟大学のサテライトキャンパスで、新潟駅直結のPLAKA1に位置し、地域社会への知的貢献を⾏う拠点として設置されたものです。
建設的なご意見、ご質問ありがとうございました。
小林研初の社会人ドクターが誕生!!(2019年9月20日)
2019年9月20日木曜、長崎大学中部講堂において行われた長崎大学学位記授与式において、小林研究室の浦川真さんに博士(工学)の学位が授与され、小林研初の社会人ドクターが誕生しました!
浦川さんは、2018年4月の長崎大学大学院工学研究科博士後期課程に社会人学生として入学以降、仕事で多忙を極める中、セマンティックWeb技術を活用したコンテンツ提示・利用分析手法に関する研究を行い、審査付論文2編の受理、情報処理学会コンシューマ・デバイス&システム研究会2018年度優秀発表賞受賞など、優秀な成績を収められました。
浦川さん、おめでとうございます。
今後のますますのご活躍を研究室一同祈念いたします。
小林教授がISO TC266に参加(2019年9月19日)
2019年9月19日~20日にかけスコットランド、エジンバラのヘリオット・ワット大学にて行われたISO/TC266に、小林教授がプロジェクトリーダーとして参加しました。本会議は、バイオミメティクスの国際標準化に関する会議です。
バイオミメティクス:biomimetics(生物模倣)は、生物の構造や機能、生産プロセスなどから着想を得て、新しい技術の開発やものづくりに活かそうとする科学技術のことで、古くより合成繊維や電気回路の発明をもたらしてきました。生物学・博物学と材料科学や工学の緊密な学際融合に基づいた新しい学問体系を生み出すとともに、材料設計や生産技術の新規開発とそれに基つく省エネルキー・省資源型モノつくりなど、持続可能性社会実現への技術革新をもたらすものとして産業界からも注目を集めています。
ICCE Berlin にて小林教授が発表!(2019年9月9日)
ドイツベルリンにて2019年9月8日から11日の間行われている 2019 IEEE 9th International Conference on Consumer Electronics (ICCE-Berlin), “Artificial Intelligence (AI) and Deep Learning in CE Applications”のセッションにおいて、小林教授が”Dementia Screening System based on SNS Agency Robot”と題し発表を行いました。
本論文では、小林教授らがこれまでに開発した、SNSを利用し高齢者と若者の間のコミュニケーションを円滑に行うSNS仲介ロボットに、人工知能(AI)との会話による認知症診断方法を付加し、診断結果を高齢者の家族等にSNS仲介ロボットを通じて通知するシステムを提案しています。
また、本システムを長崎大学病院での評価実験を通じ得られた結果と医師による診断結果に相関関係があることを本論文において証明しています。
建設的なご意見、ご質問ありがとうございました!
Dementia Screening System based on SNS Agency Robot
Toru Kobayashi, Naohiro Sameshima, Testuo Imai, Kenichi Arai, Tomoki Watanabe, Teiichiro Miyazaki and Akira Tujino,
2019 IEEE 9th International Conference on Consumer Electronics (ICCE-Berlin), Berlin, Germany, Sep 8-11, 2019
Dementia Screening System based on SNS Agency Robot
第18回情報科学技術フォーラム(2019年9月3日)
2019年9月3日(火)~5日(木)、岡山大学津島キャンパスにて行われた第18回情報科学技術フォーラムでの選奨セッション、情報システムにおいて小林教授が座長を務め活発な議論が交わされました。
また、9月3日のライフログとオフィス情報のセッションにおいては、”全方位動画を用いた仮想移動システムの開発”と題し、佐世保高専の内田淳君が発表を行いました。
本論文では、小林教授、荒井助教、小林研究室M2の三浦さんが共著者となっています。有益かつ建設的なご意見、ご質問をありがとうございました。
Smart Ambulance Approach Alarm System Using Smartphone
Toru KOBAYASHI, Fukuyoshi KIMURA, Tetsuo IMAI, Kenichi ARAI, IEICE TRANSACTIONS on Information and Systems, Vol.E102-D, No.9, pp.1689-1692
SmartAmbulanceApproachAlarmSystemUsingsmartphone
Independent Algal Bloom Removal System
Kenichi Arai, Ryota Nakashima, Tetsuo Imai, and Toru Kobayashi, pp.95-101, Proceedings of the 2019 International Conference on Internet Computing and Internet of Things (ICOMP’19),
Las Vegas, Nevada, USA, Jul 29 – Aug 01, 2019.
Independent Algal Bloom Removal System
第26回CDS研究発表会にて村井さんが発表!(2019年8月29日)
2019年8月29日~8月30日に葉山港管理事務所において行われた、第26回情報処理学会コンシューマ・デバイス&システム(CDS)研究会にて、システック井上の村井浩一さんが、”製造現場の作業分析結果を利用したカメラと深層学習による作業手順のリアルタイム監視システム”と題し発表を行いました。
本論文は、小林教授はじめ、今井助教と荒井助教が共著者となっており、作業改善のための作業分析結果を利用して、作業手順をリアルタイムに監視し誤りがあった場合には正しい手順をティーチングできる作業手順リアルタイム監視システムを提案しています。
学会からの評価も高く、非常に有益な発表となりました。
CDS活動貢献賞
2019年8月29日 情報処理学会 コンシューマ・デバイス&システム活動貢献賞
CDS活動貢献賞(2019.08)
小林教授がCDS活動貢献賞を受賞(2019年8月29日)
小林透教授が、情報処理学会コンシューマ・デバイス&システム研究会より、コンシューマ・デバイス&システム活動貢献賞を授与されました。
本賞は、当研究会の運営、ならびに、論文誌コンシューマ・デバイス&システムの編集に多大な貢献を行った者に贈られるものです。なお、授賞式は令和元年8月29日、葉山港管理事務所にて開催された、第26回CDS研究発表会にて行われました。
小林教授が「河野茂学長を囲む会」にて講演(2019年8月2日)
2019年8月2日金曜、長崎市のサンプリエールにて行われた「河野茂学長を囲む会」にて、小林教授が情報系新学部についての講演を行いました。
本会は、長崎大学と縁のある学外の方をお招きし、本学の近況や新たな取り組みを紹介することにより、本学に対する理解を一層深めていただくとともに本学への期待や要望等を伺うことを目的として開催されました。
この中で小林教授は、来年度新設される情報系新学部について、採用予定教員の紹介など学部概要について講演しました。
当日は学外、学内併せて約150名ほどの方々にお集まりいただきました。
ご清聴ありがとうございました。
荒井助教がICOMP’19で発表!!(2019年8月1日)
2019年8月1日、アメリカのラスベガスで行われたThe 20th International Conference on Internet Computing and IoT (ICOMP’19)において、荒井助教が発表を行いました。
荒井助教は、”Independent Algal Bloom Removal System”と題し、ドローンと自走型アオコ除去ロボット、クラウドサーバを連携させることで、アオコの発生場所を自動で検知し、自律的にアオコを除去する自律型アオコ除去システムを提案しました。
本システムの特徴は、タブレットPCを用いてドローンと自走型アオコ除去ロボット、クラウドサーバを連携させることで、アオコの発生場所を自動で検知し、自律的にアオコを除去できる点です。
有益かつ建設的なご意見、ご質問ありがとうございました。
LOIS研にて小林研究室の今井助教、鬼丸君、市丸君が発表!(2019年7月18日)
2019年7月18日、筑波大学計算科学研究センターにて開催され「ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会(LOIS)」にて、小林研究室3名が発表を行いました。
今井助教は、「スマート養殖システムの実現へ向けた遠隔水中自動給餌システムの試作」と題し、給餌の自動化を含む養殖作業の省力化による労働力コストの削減,また生け簀内部の常時観測と給餌タイミング/給餌量の最適化による餌コストの削減を実現するスマート養殖システムを提案しました。
鬼丸君は、「パノラマ動画を用いたバリアフリーストリートビューシステムの提案」の中で、これまで開発してきた一般的な車いすに装着した各種センサからバリアフリー情報を収集し、バリアフリーストリートビューを構成し車いす利用者にフィードバックするバリアフリーストリートビューシステムにおいて、マップ上の情報と実際の現場とのギャップを解消するため、パノラマ画像をパノラマ動画に変更したパノラマ動画を用いたバリアフリーストリートビューシステムを提案しました。
市丸君は、脳卒中の代表的な判定方法であるシンシナティ病院前脳卒中スケール(CPSS)の3つの判定方法のうち2つを対象にロボットに実装をし、リアルタイムで生体情報の入手と分析、結果通知を行う「SNS 仲介ロボットによる脳卒中予兆検知システム」について発表を行いました。
小林教授が日本福祉工学会九州支部大会2019にて特別講演を行います
小林教授が、下記のとおり日本福祉工学会九州支部大会にて特別講演を行います。
記
日時:2019年10月19日(土)
場所:佐世保工業高等専門学校
講演題目:「Robotic Process Automationによるコミュニケーションロボットの高度化」
昨今、事務処理業務の効率化を目的としたRPA(Robotic Process Automation)が注目を集めていますが、本講演では、RPAの考え方をコミュニケーションロボットに適用することで、より利用者にやさしいサービスが提供できることを示していきます。
具体的には、これまで当研究室が開発してきた高齢者向けSNS仲介ロボットや認知症診断ロボット、バイリンガルロボット、トレンド情報収集ロボットを紹介し、RPAとコミュニケーションロボットとの親和性について議論していきます。
日本福祉工学会九州支部大会についてはこちらをご覧ください。
小林教授の投稿論文がIEEE GCCE 2019にアクセプト!!(2019年7月22日)
小林教授が投稿していた論文、”Bilingual SNS Agency Robot for Person with Disability”が2019 IEEE 8th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2019)にアクセプトされました!
本論文は、身体的ハンディキャップによりスマートフォンやタブレットの操作が難しい人向けのBilingual SNS Agency Robotを提案しています。本ロボットを用いることにより、母国語による音声インターフェースにより世界中の同じ病気で苦しむ人たちや専門医とSNSを用いたコミュニケーションを可能としています。本論文では、評価実験により、機能面、サービス面において、良好な評価結果を証明しています。
本会議は、2019年10月15日から18日にかけ、大阪府豊中市千里サイエンスセンターにて行われる予定です。
詳細はこちら
小林研、木村さんの投稿論文がIEEE GCCE2019にアクセプト!!(2019年7月22日)
小林研究室の木村福義さんが投稿していた論文、”Harmful Algal Bloom Detection System with Convolutional Neural Network”が、2019 IEEE 8th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2019)にアクセプトされました!
本論文では、有害なアオコを検出するシステムを提案しており、プランクトンタイプへの分類、それぞれのプランクトンの細胞数のカウント、有害なアオコのリスクレベルの測定を可能にし、その有効性を証明しています。
本会議は、2019年10月15日から18日にかけ、大阪府豊中市千里サイエンスセンターにて行われる予定です。
詳細はこちら
小林教授の投稿論文がICCE-Berlin 2019にアクセプト!!(2019年7月22日)
小林教授が投稿していた論文、”Dementia Screening System based on SNS Agency Robot”が、9TH IEEE International Conference on Consumer Electronics in Berlin にアクセプトされました!
本論文では、小林教授らがこれまでに開発した、SNSを利用し高齢者と若者の間のコミュニケーションを円滑に行うSNS仲介ロボットに、人工知能(AI)との会話による認知症診断方法を付加し、診断結果を高齢者の家族等にSNS仲介ロボットを通じて通知するシステムを提案しています。
また、本システムを長崎大学病院での評価実験を通じ得られた結果と医師による診断結果に相関関係があることを本論文において証明しています。
本会議は、2019年9月8日から11日にかけて、ドイツベルリンにて行われる予定です。
詳細はこちら
データフィードバックモデルを導入したユーザ参加型LODプラットフォームの構築
情報処理学会論文誌 コンシューマ・デバイス&システム Vol.9 No.2 pp.1-10 (2019.05)
浦川真、荒井研一、小林透
詳細はこちら
データフィードバックモデルを導入したユーザ参加型LODプラットフォームの構築
IIAI AAI 2019, Honorable Mention Award 受賞
2019年7月
2019 8th International Congress on Advanced Applied Informatics (IIAI-AAI)
Prajak Chertchom, Shigeaki Tanimoto, Tsutomu Konosu, Motoi Iwashita, Toru Kobayashi, Hiroyuki Sato, Atsushi Kanai
“Edge Computing Platform Management: Design for F2C and F2F for Small Businesses”
詳細はこちら
Honorable Mention Award (IIAI AAI2019)
Communication Robot for Elderly based on Robotic Process Automation
Toru Kobayashi, Kenichi Arai, Tetsuo Imai, Shigeaki Tanimoto, Hiroyuki Sato and Atsushi Kanai, pp.251-256, 2019 IEEE 43rd Annual Computer Software and Applications Conference, 15-19 July 2019, Marquette University, Milwaukee, Wisconsin, USA
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Communication Robot for Elderly Based on Robotic Process Automation(COMPSAC2019)