自律型アオコ対策ロボット

国立大学法人長崎大学海洋未来イノベーション機構の山本郁夫教授と大学院工学研究科の小林透教授は、エビスマリン株式会社(本社長崎市大黒町9-22)と共同で、水面に滞留するアオコを沈降処理する“自律型アオコ対策ロボット”を開発しました。この“自律型アオコ対策ロボット”は、水面状況監視・アオコ検知・発生場所への移動・沈降処理・エネルギー補給機能を備えた自己完結型を開発コンセプトとし、従来の固定型アオコ処理装置では対処できない浅瀬や吹き溜まり等の処理範囲外の水域にも自ら移動し、アオコを沈降させるというものです。
また、あらゆる機器をインターネットにつなぐ「インターネット・オブ・シングス(IoT)」の技術を活用し、タブレット端末などで手軽に遠隔操作が出来ます。タブレットで船体の操作を可能にしたアプリは、本研究室M2の松岡君とM1の別宮君が研究、開発を行いました。報道陣へのデモでは、別宮君がタブレット端末を操作し、船舶がスムーズに進む様子を披露しました。詳細はこちら