バリアフリーストリートビュー

小林透研究室で開発したバリアフリーストリートビューを長崎県庁で報道発表しました。このシステムは、普段利用している車いすに全方位カメラとスマホを 装着して走行することで、全自動でストリートビューを撮影し、全自動でサーバにデータをアップロードし、全自動でストリートビューに変換して、ブラウザ経由で フィード バックするというものです。段差があった場合は、その位置を記憶するとともに、その写真を撮影し、段差の強弱の情報とともに、フィードバックします。 これにより、例えば 朝降った雨の水たまりのストリートビューをその日のうちに見ることが可能となります。この装置を複数の車いす利用者の車いすに装着する ことで、利用者自らが情報を取得し、 それを必要な人たちにオンデマンドで提供することができます。NHK、長崎の民放(NBC長崎放送、長崎国際テレビ、 NCC長崎文化放送、テレビ長崎)すべての夕方のニュースで取り上げられました。取材していただいたTVクルーのみまさん、ありがとうございました!!

Knowledge infrastructure of biomimetics  生物から工学への技術移転を可能にする新しいツールーバイオミメティクス・インフォマティクスー

小林透教授が、東京ビッグサイトで開催されたNano Tech 2017で、「Knowledge infrastructure of biomimetics  生物から工学への技術移転を可能にする新しいツールーバイオミメティクス・インフォマティクスー」という展示対応を行いました。 この成果は、修士2年の磯野君が研究したもので、オープンデータを活用した“生物の仕組みを工学技術に移転するための発想を支援するデータベース” に関するものです。現在、抱えている問題を、入力すると、その解決策の候補となるバイオミメティクス(生物固有機能)を検索できるというものです。 話を聞いていただいた来場者の100%が、このデータベース、いつから使えるの?という質問をいただきました。現在は、評価中ですが、できるだけ早く 一般に公開したいと思います。

平成27年 11月

AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)・平成27年度女性の健康の包括的支援実用化研究事業,研究分担,期間:平成27年度~29年度,研究課題名:女性の健康向上に資するウェアラブル医療機器等の開発、および機器利用による診療の質向上に関する研究(詳細はこちらから。)