令和4年度寄附金による研究支援プロジェクト 採択(2022年9月1日)

国立大学法人 長崎大学で公募の「令和4年度寄附金による研究支援プロジェクト」において、下記研究課題が採択されました。
「高齢者施設関係者と家族を繋ぐ非接触型デジタルサイネージシステムの研究」

~研究内容について~
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、高齢者施設に入居している高齢者が家族との面会の機会を奪われ、社会との隔絶が問題となっています。IT 機器を活用したリモート面会も実施されつつありますが、施設職員のサポートが必要となるため、職員の負荷が増えるという問題が発生します。
そこで 本研究では、職員が簡単に 高齢者と家族とのリモート面会のサポートをしたり、高齢者自らが安心・安全・簡単にLINE を介したメッセージ交換を家族と行ったりできる「非接触型デジタルサイネージシステム」の実用化を目指します。
本研究に当研究室の既存技術である「amico 」,「 Chameleon」(※くわしくはクリック)を適用することで、安心・安全で簡単に そして低コストで、解決することができるため、高齢者とその家族だけでなく、施設やその職員にとっても恩恵をもたらすと考えます。



電気通信普及財団 2020年度研究調査助成 採択(2021.3.12)

電気通信普及財団から、2020年度研究調査助成が2件、採択されました。

<小林透 教授>
研究テーマ:公衆機器に近づくだけでスマホが操作画面に早変わりする
      非接触UI技術カメレオン
研究期間区分: 1年新規
【公衆機器に近づくと個人のスマホがその機器の操作パネルに早変わりし、そのスマホで操作が可能になるというWeb技術を研究開発するというものです。】

<深江一輝 特任研究員>
研究テーマ:ICT・AI技術を用いた浮沈式生け簀向け自動給餌装置の研究
研究機関区分:1 年新規
【海中での養殖魚の行動をモニタするためのマルチセンサプラットフォームを開発し、AIにより養殖魚の活性度を定量化することで、適切な自動給餌を可能とする研究です。】

小林研が参画する開発事業が令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業に採択!(2019年6月4日)

この度、小林研究室が研究実施機関の一つとして参画している「低コスト化・難燃化ニーズに応えるため、表面改質技術とテンション制御技術を活用した樹脂製亀甲網の開発」が経済産業省中小企業庁が実施する令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業に採択されました。
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に関する支援策の一環として、同法に基づき「特定研究開発等計画」の認定を受けた中小企業者等が産学官連携などにより、ものづくり基盤技術の高度化を図るための研究開発、試作品開発及び販路開拓等の取組を促進することを目的として行うものです。
小林研究室は、当開発計画の研究実施機関の一つを担っています。
本研究では、低コスト化を図るための熟練技術者を必要としない編網装置の実現を目指すとともに、難燃性ポリエステルモノフィラメントを用いた、付加価値を高める難燃樹脂製亀甲網の開発を行い、販路の拡大を目指しています。

採択事業一覧はこちら

2017年度公益財団法人 電気通信普及財団 研究調査助成採択!(2018年3月13日)

公益財団法人 電気通信普及財団から2017年度の研究調査助成の採択を受けました。
研究調査テーマ名は、「会話型ロボットによる脳卒中予兆検知の研究」です。
助成期間は、一年間で、助成金は、2,890千円です。
今後、助成金を活用しながら、目的達成のため、鋭意研究を推進します。

小林透教授が総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE)」に2期連続採択の快挙!!(2018年5月9日)

小林透教授が申請していた「ソーシャルメディア仲介ロボットによる認知症自動診断予防システムの研究開発」が、総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE)」の平成30年度研究開発課題に採択されました。総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」 は、情報通信技術(ICT) 分野において新規性に富む研究開発課題を大学・独立行政法人・企業・地方自治体の研究機関などから広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究を委託する競争的資金です。これにより、未来社会における新たな価値創造、若手ICT 研究者の育成、中小企業の斬新な技術の発掘、ICT の利活用による地域の活性化、国際標準獲得等を推進することが目的です。
今年度は、全国から147課題の応募があり、51課題が採択されました(採択率:34%)。小林透教授は、平成27年にも、「指先ひとつで社会とつながるソーシャルメディア仲介ロボットの研究開発」というタイトルで、SCOPEの採択を受けており、2期連続の採択となりました。今回、採択された課題は、高齢者とロボットとの自然な会話の中で、認知症の診断を人工知能が行い、異常があれば、SNSを活用してケアマネージャ等へ通知するというものです。これにより、一人暮らしの高齢者が知らず知らずに認知症を発症し、周囲が気づいたときには、手遅れになってしまうことを防止します。また、ビッグデータを活用し、認知症予備軍の高齢者に対して、ロボットがその予防を働きかけることが特徴です。
本事業の採択により、今後3年で最高2,300万円の外部資金を得て、大きな社会問題となりつつある認知症という課題にIoTと人工知能を融合させることで取り組みます。今後の研究成果にぜひご期待ください。
総務省、戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の平成30年度研究開発課題の公募の結果

2017年9月 平成29年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による社会貢献・産学官連携推進プログラム支援事業に採択

小林透教授が応募していた、「救急隊員のスマホを活用した救急車両位置情報のオープン化による近辺一般車両へのアラームシステムの研究開発」が、平成29年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による社会貢献・産学官連携推進プログラム支援事業に採択されました!!
長崎を、世界で唯一、救急車が不要な都市にすることを最終目標に研究を進める予定です。みなさん、どうぞ、ご期待ください!!!
なお、本公募の採択は、一昨年度の「長崎固有観光資産に係るオープンデータの拡充及び外国人観光招致アプリの開発」、昨年度の「車椅子利用者からのセンサ情報を活用したオンデマンド型バリアフリーストリートビューの研究開発」に続き、3年連続の快挙です。

大川情報通信基金、2017年度助成決定!!

小林透教授が申請していた「研究テーマ:一人暮らし高齢者向け会話型認知症自動診断ロボットの研究」が、公益財団法人、大川情報通信基金から2017年度の研究助成を受けることに決定しました!
>>詳細はこちら
本年度は、277件の応募の中から、25件の助成対象となったとのことです。
採択率が、9%という狭き門を突破しました!
2017年度の研究助成贈呈式は、2018年3月7日に、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて、開催される予定です。
共同研究者の荒井助教、田中特任研究員とともに、参加する予定です。

平成28年7月 平成28年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による社会貢献・産学官連携推進プログラム支援事業、課題名:車椅子利用者からのセンサ情報を活用したオンデマンド型バリアフリーストリートビューの研究開発

平成28年7月 平成28年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による社会貢献・産学官連携推進プログラム支援事業、期間:H28 年度課題名:車椅子利用者からのセンサ情報を活用したオンデマンド型バリアフリーストリートビューの研究開発、研究代表者

平成27年 11月

AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)・平成27年度女性の健康の包括的支援実用化研究事業,研究分担,期間:平成27年度~29年度,研究課題名:女性の健康向上に資するウェアラブル医療機器等の開発、および機器利用による診療の質向上に関する研究(詳細はこちらから。)

平成27年 7月

総務省・戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)・地域ICT振興型研究開発分野,研究代表,期間:平成27年度,研究課題名:指先ひとつ で社会とつながる高齢者向けソーシャルメディア仲介ロボットの研究開発(詳細はこちらから。)

平成27年 7月

長崎大学平成27年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による社会貢献・産学官連携推進プログラム支援事業公募,研究代表,期 間:H27年度,研究課題名:長崎固有観光資産に係るオープンデータの拡充及び外国人観光招致アプリの開発

平成26年 8月

長崎大学大学院工学研究科未来工学研究センター研究科長奨励研究課題、研究代表、期間:H26年度、研究課題名:LOD(Linked Open Data)を活用したオープンコミュニティ創出のための基盤研究

平成25年 8月

科研費研究代表、研究種目名:研究活動スタート支援、期間:H25~H26年度、研究課題名:ユーザの情報取得利用スタイルに適応するインタラクティブなWebブラウザの研究

平成24 年 10 月

NTT研究所在籍中に総務省から以下の研究を単独受託した。
研究種目名:平成24年度「情報通信技術の研究開発に係る提案の公募の内,先進的ICT国際標準化推進事業」(総務省)、期間: H24~H25年度
研究課題名:次世代ブラウザ技術を利用した災害時における情報伝達のための端末間情報連携技術

小林透教授は、平成24 年度末まで、NTT研究所(サービスエボリューション研究所)に在籍していたため,平成24 年度以前の科研費に関する助成は代表者・分担者とも受けていない。