小林透教授が情報ネットワーク研究会において優秀発表賞を受賞!

令和5年1月20日に、愛知県産業労働センターで開催された情報ネットワーク研究会(IN)において、小林透教授が発表した「既存のSNSをメタバース化するメタバース・エクスチェンジャーの提案」が優秀発表賞を受賞しました。

優秀発表賞は、該当の研究発表会において、優れた発表を行った発表者、共著者に贈られるものです。

情報ネットワーク研究会委員長:波戸邦夫さん、小林透教授

本発表は、LINEによるメッセージ交換をメタバース上で可能とすることで、高齢者などスマートフォンが利用できない人たちでも、LINEによるコミュニケーションを可能とするというもので、その高い有用性、実現性が評価されたものです。

共著者 (左から)磯﨑敦史さん、荒井研一准教授、(受賞したアバター)、小林透教授、深江一輝さん

小林透教授が「第9回ものづくり日本大賞 優秀賞」を受賞!

小林教授が、粕谷製網株式会社(代表取締役:粕谷英雄氏)、長崎県工業技術センター(所長:橋本亮一氏)と実施した共同研究成果「養殖業界に革新をもたらすAI を活用した世界初の樹脂製亀甲網の開発」が、第9回ものづくり日本大賞の優秀賞を受賞しました。

今回受賞した「養殖業界に革新をもたらすAI を活用した世界初の樹脂製亀甲網の開発」は、漁網や斜面の落石防止ネットに利用される樹脂製亀甲網の品質と生産性をIoTとAIにより画期的に向上させたことが評価されたものです。

これまで、亀甲網の製網においては、糸状の樹脂素材を螺旋状に成形しながら六角形に編網する専用装置を利用していました。

~樹脂製亀甲網の編網装置~

しかし、編網の過程で、どうしても糸状の樹脂素材のテンションのズレにより亀甲型が変形します。この過程の品質を保つには、熟練技術者の手作業による微調整が必須で、製造コストと量産化が課題となっていました。

~熟練技術者による微調整模様~

そこで、小林教授らは、IoTとAIを活用した編網装置を新たに開発し、編目部分における不具合の事前予測と、張力制御の自動化を可能にしました。これにより、樹脂製亀甲網の製造コストの削減、品質の担保、生産性の向上に成功しました。

~AIによるリアルタイム良・不良判定表示モニター~

現場の熟練技術者のスキル・ノウハウを、AIに学習させ、高い品質と生産性を達成するという本モデルは、日本のものづくり再興の鍵となります。小林透研究室では、本モデルの考え方を、今後、機械部品の製造装置といった第二次産業のみならず、スマート養殖やスマート農業といった第一次産業にも適用することで、長崎の強みをさらに強化し、競争力を高めることに貢献していきます。

なお、本研究開発は、経済産業省の補助事業である「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)〔事業管理機関:一般財団法人九州オープンイノベーションセンター〕」を活用して実施いたしました。

内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」とは…製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。

経済産業省:第9回「ものづくり日本大賞」受賞者を決定しました! (METI/経済産業省)
九州経済産業局:第9回「ものづくり日本大賞」受賞者を決定しました! (meti.go.jp)

第9回ものづくり日本大賞 受賞者一覧(経済産業大臣賞・優秀賞):20220110003-4.pdf (meti.go.jp)

※ 令和5年3月2日にANAクラウンプラザホテル福岡にて表彰式が挙行される予定です。

リスキリングのためのメタバース環境「UPDATE」の運用開始!プレスリリースを行いました!(2023年1月19日)

長崎大学定例記者会見にて、小林教授が『リスキリングのためのメタバース環境「UPDATE」の運用開始!』と題し、プレスリリースを行いました。

昨今のIT技術の進化に対応し、新しい知識やスキルを学びたい県内のIT技術者のニーズに対し、情報データ科学部では長崎県から委託を受け、社会人向けにリスキリング(※1)講座の「IT先端技術応用講座」を2018年度より開講しています。

この度、今後の拡大が大きく期待される「メタバース」での授業環境「UPDATE」(※2)を構築し、社会人向けリスキリング講座に適用開始しました。
「UPDATE」は時空を超えた最先端の教育環境であり、これまで以上に県内IT技術者のスキルアップに貢献します。

プレスリリースでご紹介した動画は→こちら

※1:リスキリング…業務と並行しながら学ぶこと
※2:「UPDATE」…教育環境をアップデートし、スキルをアップデートするという意味で命名

小林教授が「長崎県次世代情報産業クラスター協議会総会」でITリカレント教育の活動状況をプレゼン!(2022年12月16日)

2022年12月16日にホテルニュー長崎で開催された「長崎県次世代情報産業クラスター協議会総会」において、小林教授が「社会人向けIT先端技術応用講座」というタイトルで、情報データ科学部が実施しているITリカレント教育の現状を報告しました。
報告の中で、今後、メタバースを活用したITリカレント教育に「UPDATE」していくことが紹介されました。

総会開催について→「長崎県次世代情報産業クラスター協議会総会」の開催について | 長崎県 (pref.nagasaki.jp)

報告の様子

小林教授が市民の力で公共サービスをデジタルツイン化する方式を国際会議で発表! (2023年1月6~8日)

2023年1月6~8日に、米国・ラスベガスで開催されたIEEE 41st International Conference on Consumer Electronics(ICCE2023)において、小林教授が「Digital Twin Configuration Method for Public Services by Citizens」という論文発表を行いました。

この論文では、市民の日常生活から自動的に公共サービスをデジタルツイン化し、そのデジタルツインを活用することで他の市民にサービスを提供するというものです。これにより、自治体や企業に頼ることなくsustainable 市民生活の実現に貢献します。

デジタルツインとは?→デジタルツインとは?意味・定義 | ITトレンド用語 | NTTコミュニケーションズ

学会の様子(アメリカ ラスベガス)

小林教授がLINEをメタバース化する方式を国際会議で発表!(2022年12月12~14日)

2022年12月12~14日に、タイ・プーケット島で開催されたIIAI AAI 2022-Winter(13th International Congress on Advanced Applied Informatics)において、小林教授が「Metaverse conversion method of existing SNS using Bot mechanism」という論文発表を行いました。

この論文では、LINEをメタバース化するための仕組みを提案しています。具体的にはLINE社が提供するBot APIを利用するというものです。LINEの世界をメタバース化することで、高齢者など、スマートフォンアプリの利用が難しい人々のコミュニケーションが可能となります。

学会会場(タイ プーケット)

ケアスル介護で紹介されました!(2022年11月24日)

介護施設ポータルサイト「ケアスル介護」で、小林教授の研究が紹介されました。「ケアスル介護」サイト内では、高齢者の方に向けた医療コンテンツをご紹介されています。
今回は、「高齢者の方が手軽にITを使える世界を目指す」と題し、Amicoについて社会実装を目指した取り組みも交えてお話ししております。

ぜひご覧ください! → ケアスル介護
Amicoとは?→こちらのページ「課題2」をご参照ください。

令和4年度「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」に採択!

小林透教授の研究グループは、国の委託を受けて生物系特定産業技術研究支援センターが公募した「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」に、「画像を活用した AI 花き自動栽培システムの開発・改良」というテーマで応募した研究課題に採択(2022年度~2025年度)されました。

本研究課題は、長崎県の花き主要品目である「キク・トルコギキョウ」の栽培をIoTとAIによりスマート化するというものです。これまで、生産者の勘と経験に頼っていた農業の分野を最先端のIT技術を用いて効率化するという、まさに「スマート農業」に関する研究課題です。

本採択を足掛かりにして、情報データ科学部のIoT、AI、データサイエンスの専門家が結集し、長崎県のスマート農業の進展に精力的に取り組みます。今後の研究成果にご期待ください。

審査結果はこちら

小林教授監修の「スマート養殖技術」が発刊されました!(2022年11月11日)

2022年11月11日に
エヌ・ティー・エスから、小林教授監修の「スマート養殖技術」が発刊されました。

AIやIoT等を駆使したスマート養殖は、業務の効率化・漁獲高の効果的な増加をともに実現します。スマート養殖の概要から要素技術や実証実験の解説、全国各地でのスマート養殖実施例も紹介しています。

スマート養殖に関心のある研究者や、スマート養殖事業への新規参入を検討している企業の技術者・実務者、養殖ビジネスに関わる方、興味のある方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

【主な目次】
序論 スマート養殖における今後の展望と期待
第1章 地域創生DX:最新の情報技術IoT/5G/AIを駆使するスマート養殖
第2章 スマート養殖の環境技術
第3章 魚・漁場のシミュレーション技術
第4章 スマート養殖の設備・装置開発
第5章 スマート養殖の管理システムの開発
第6章 作業効率化技術の開発
第7章 スマート養殖の実施例

下記のサイト等でご購入いただけます。(クリックで各サイトにとびます。)
版元ドットコム

楽天ブックス

大学生協オンライン書籍注文サイト

紀伊国屋書店

ICCE2023に小林教授の論文がアクセプト!(2022年11月8日)

小林教授が “Digital Twin Configuration Method for Public Services by Citizens”と題し投稿していた論文が、「IEEE 41th International Conference on Consumer Electronics」(ICCE2023)にアクセプトされました。
発表は、2023年1月6~8日にアメリカ・ラスベガスで開催される学会で行われます。

去年に引き続き、おめでとうございます。

学会HPはこちら→ICCE2023

ICT/DX導入促進検討部会委員の委嘱を受けました(2022年11月7日)

小林教授が、長崎県土木部建設企画課にて設立された「産学官連携建設業人材確保育成協議会」において、2022年8月に設置が決定された「ICT/DX導入促進検討部会」の委員の委嘱を受けました。
委嘱期間は2023年3月31日までです。

「ICT/DX導入促進検討部会」とは人材確保の取組だけでは今後賄い切れなくなる人材の不足分を生産性向上で補うとともに、人材にとって魅力ある職場環境を創出するため、建設業界の「ICT利活用」及び「DX」の導入促進の取組について検討する会です。

インタビュー記事が掲載されました!(2022年10月31日)

11月に発売される小林教授監修の「スマート養殖」に先立って、
「NTS journal」にインタビュー記事が掲載されました。

小林教授の生い立ちからこれまでの歩み、研究への考えなどについて
インタビュー形式で公開されていますので、ぜひご覧くださいませ。

こちらからどうぞ!(←クリック)

著書もお楽しみに!

祝還暦!

小林教授が今年還暦を迎えられたので、小林研究室メンバーによるサプライズのお祝いを開催しました!
学生さんから「相談があります…」と連れ出された小林教授。
一体何があったのだろう?と心配しつつ部屋に入ると…

\\小林先生!お誕生日おめでとうございます!☆//

大変驚かれていました。大成功!
(日頃 先生から鍛えられているプレゼンテーション力=演技 も光りましたね!)

B4,M1,M2それぞれからお祝いのメッセージやプレゼントが贈られました。

ちゃんちゃんこはスタッフの手作りです!
飾り付けは学生さんが♪
良い笑顔~!
誰が手前に涅槃像のようになって写るか議論しましたが
結局このようなフォーメーションになりました。

いつも小林教授は、学生さんはもちろん、スタッフにも親身になって接してくださっています。日頃の感謝を込めたお祝いになりました。

GCCE2022にて小林研究室の学生4名が発表!(2022年10月18日)

2022年10月18日~21日に大阪で行われている2022 IEEE 11th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2022)にて、小林研究室の学生4名が発表を行いました。

M1 田中 祐大さん
 ‘Quantification of Fish Behavior Using Optical Flow’

M1 國武 龍清さん
 ’Effectiveness of Machine Learning to Predict Machining Troubles’

M1 原田 拓実さん
‘Fruits Traceability System’

社会人ドクター 磯﨑 敦史さん
‘Amico: Message Exchange Service for Elderly People’
磯﨑さんはオンライン参加でした!

国際会議のため、発表や質疑応答は英語で行われました。
皆さん、おつかれさまでした😊

2022年9月21日(水)小林教授の講演会のご案内

講演会のご案内です。
東北学院大学 人間情報学研究所主催で、小林透教授が講演を行います。
Zoomでのご参加が可能です。ご興味のある方のご参加をお待ちしております。

■演題:「メタバース」がもたらす「リア充」な世界
■日時:9/21(水)16:20~17:50
■申し込み方法:下記よりお申し込みください。
https://forms.gle/XskTDcosjKaYHzmVA
■聴講料:無料

詳細はこちらのURLをご覧くださいませ。
公開講座|東北学院大学 (tohoku-gakuin.ac.jp)

第35回コンシューマ・デバイス&システム研究発表会にて社会人ドクター3年生の磯﨑さんが発表!

2022年9月5日~6日に青山学院大学相模原キャンパスとZoomのハイブリッドで開催された第35回コンシューマ・デバイス&システム研究発表会(CDS35)にて、小林研究室の社会人ドクター3年生 磯﨑 敦史さんが発表を行いました。

「自動プロビジョニングとAffordanceに着目した高齢者向けメッセージ交換サービスの開発」
概要:本研究は、高齢者がタブレットPC上のアバターに話しかけるだけで、既存のメッセージ交換サービスを利用する若年者と双方向のコミュニケーションができるシステム(amico)に関するものである。
 システムの実用化に向けて、初期導入時の運用コストを下げ、そして電源プラグの抜き差しのみで簡単に起動・停止を可能にし、人型のアバターを用いることで会話によって操作できる形とした。80代の高齢者からなる2世帯での3か月に渡る実証実験から、その有効性を検証するとともに実用化に向けた評価を行った。

磯﨑さんのオンライン発表の様子(小林教授が撮影)

令和4年度寄附金による研究支援プロジェクト 採択(2022年9月1日)

国立大学法人 長崎大学で公募の「令和4年度寄附金による研究支援プロジェクト」において、下記研究課題が採択されました。
「高齢者施設関係者と家族を繋ぐ非接触型デジタルサイネージシステムの研究」

~研究内容について~
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、高齢者施設に入居している高齢者が家族との面会の機会を奪われ、社会との隔絶が問題となっています。IT 機器を活用したリモート面会も実施されつつありますが、施設職員のサポートが必要となるため、職員の負荷が増えるという問題が発生します。
そこで 本研究では、職員が簡単に 高齢者と家族とのリモート面会のサポートをしたり、高齢者自らが安心・安全・簡単にLINE を介したメッセージ交換を家族と行ったりできる「非接触型デジタルサイネージシステム」の実用化を目指します。
本研究に当研究室の既存技術である「amico 」,「 Chameleon」(※くわしくはクリック)を適用することで、安心・安全で簡単に そして低コストで、解決することができるため、高齢者とその家族だけでなく、施設やその職員にとっても恩恵をもたらすと考えます。



夢ナビに掲載されました!

夢ナビとは、高校生が自分の興味・関心をきっかけとして、興味・関心につながる学問や、その学問を学べる大学との出会いをサポートするサービスです。
この度、小林教授が研究している「ソーシャルメディア仲介ロボット」についての講義動画が掲載されました。研究内容がわかりやすく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

夢ナビライブ(講義動画)はこちらから!
夢ナビ講義テキストコンテンツはこちらから!

GCCE2022に小林研究室から4名全員採択の快挙!!(2022年7月29日)

2022年10月18~21日に開催予定の
2022 IEEE 11th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2022)において、投稿論文が全て採択されました。下記4名の皆さまおめでとうございます!

・M1 國武さん
 ’Effectiveness of Machine Learning to Predict Machining Troubles’

・M1 田中さん
 ‘Quantification of Fish Behavior Using Optical Flow’

・M1 原田さん
‘Fruits Traceability System’

・社会人ドクター 磯﨑さん
‘Amico: Message Exchange Service for Elderly People’

GCCE2022は大阪(千里ライフ サイエンス センター)にて開催されます。

令和4年度成長型中小企業等研究開発支援事業に採択!

この度、小林教授が研究実施機関の一つとして参画している「半導体製造(エッチング)装置の脆性材料部品の精密加工技術の開発及びその事業化」が経済産業省中小企業庁が実施する令和4年度成長型中小企業等研究開発支援事業に採択されました。

本研究は下記の通りです。
「半導体製造工程のエッチング工程において、近年3次元化への技術開発が加速し、その適用環境下が、高温 高真空といった非常に過酷な条件が要求されるようになった。そこで、従来適用されたアルミ材では対応できない過酷な条件下でも対応できる脆性部材の適用が拡大している。一方で、脆性材は、低強度が故にクラック導入抑制が必要である。本件は、クラック抑制を目的とした製造技術開発を実施する。」

事業の概要はこちら(経済産業省 九州経済産業局)から、
採択事業一覧はこちらからご覧ください。

小林教授がクラウドネットワークロボット研究会にて発表!(2022年7月1日)

小林教授が、沖縄県沖縄産業支援センターで開催された電子情報通信学会 クラウドネットワークロボット研究会(CNR)にて、「amico:高齢者向けメッセージ交換サービス」と題し発表を行いました。

amicoとは、高齢者がタブレットPC上のアバターに話しかけるだけで、既存のメッセージ交換サービスを利用する若年者と双方向のコミュニケーションができるシステムです。タブレットPCの電源プラグの抜き差しで簡単に起動・停止が可能で、タブレットPC上のアバターと会話するだけでメッセージ交換ができることが特徴です。その有効性を検証するとともに、商用化に向けた評価を行った研究について発表しました。

小林教授が投稿していた「ソーシャルメディア仲介ロボットによる認知症予兆発見システムの研究」が電子情報通信学会論文誌に採録決定!!

小林透教授が投稿していた「ソーシャルメディア仲介ロボットによる認知症予兆発見システムの研究」が電子情報通信学会論文誌に採録が決定しました.

 本研究は,会話型ロボットが高齢者と会話することにより,認知症の予兆を検知するというものです.大学病院での実証実験により,その有効性を確認しました.

 共著は,深江一輝(博士後期課程2年),今井哲郎講師(広島市立大学),荒井研一准教授,宮崎禎一郎助教,辻野彰教授,小林透教授です.

ドクターコース2年の深江さんが投稿していた「水中養殖生け簀のためのマルチセンサープラットフォームを有する観測装置の研究」が電子情報通信学会論文誌に採録決定!!

本研究室,ドクターコース2年の深江さんが投稿していた「水中養殖生け簀のためのマルチセンサープラットフォームを有する観測装置の研究」が電子情報通信学会論文誌に採録が決定しました.

 本研究は,浮沈式生け簀に複数の環境センサーを搭載できるマルチセンサープラットフォームに関するものです.本研究室が掲げるコンセプトの「生け簀5.0」を具現化するアクア・コロニーに向けた重要な成果です.

 共著は,今井哲郎講師(広島市立大学),荒井研一准教授,小林透教授です.

小林教授の共著論文”Interpretable image features for anomaly identification on hexagonal net knitting machines”がETFA22にアクセプト!!

小林教授が共著になっている論文”Interpretable image features for anomaly identification on hexagonal net knitting machines”がthe 27th International Conference on Emerging Technology and Factory Automation(ETFA22)にアクセプトされました.ETFA22は,IEEE主催のファクトリーオートメーションに関するトップカンファレンスです.

アクセプトされた論文は,粕谷製網の網目異常検知に関する研究の成果をまとめたもので,日本のモノづくりを再興するために,IoTとAIにより問題解決を図ったものです.主著は,元小林研究室助教,現広島市立大学講師,今井哲郎先生です.